【動物福祉】5つの自由

どうしたら愛犬との暮らしをもっと良くできるのかしら?

「5つの自由」は知っているかい?

5つの自由?

そう、動物福祉の言葉でね。
5つそれぞれを向上させることで、動物にとってより良い暮らしにしていこうという考え方だね

5つもあるの?!

5つと言っても、多くの飼い主さんはすでにできていることが多いんだよ

それじゃあ知らなくても良い?

まぁまぁ。
知ってみると、よりベターな暮らしにきっと繋がるよ

教えてください

自由ってナニ? ジャーキーより美味しい?

君が一番自由を知っているのかもね

目次

動物福祉における5つの自由

動物福祉の基本となる「5つの自由」をご紹介します。

1979年イギリス家畜福祉協議会によって提唱された

「動物福祉における5つの自由」の考え方は

様々な国の法令やガイドラインでも引用されており、現在、世界的に最も認知度の高い基本原則となっています。

具体的には次の5つです。

5つの自由(Five Freedoms)

1. 空腹と渇きからの自由

2. 不快からの自由

3. 痛み・損傷・疾病からの自由

4. 恐怖・苦悩からの自由

5. 正常行動発現の自由

これらの観点で、

マイナス面の最小化を

プラス面の最大化を目指すことが

動物福祉の向上につながるということになります。

また、5つの自由を少し身近な言葉で表すと、

例えば次のようになります。

身近な言葉で表す5つの自由

身近な5つの自由

・しっかりゴハンが食べられる、いつも新鮮な水がある

・落ち着いて休むことができる安心・安全な環境がある

・ケガや病気になれば、病院に連れて行ってもらえる

・恐怖や苦悩から逃げることができる

・動物本来の行動ができる

愛犬とのよりベターな暮らしにとって、

これらは基本とすべき大切な考え方となります。

参考文献

動物福祉学(新村 毅)
動物たちの心の科学(マーク・べコフ)
  • URLをコピーしました!
目次